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80年の歴史がある台湾弁当屋のススメ

「弁当〜弁当〜」。

ショルダーストラップに色々な弁当をのせた弁当の立ち売りである。

今ではあまり見かけることがなくなった光景だ。

 

台湾でことし80周年を迎えた老舗の弁当屋がある。

 

弁当屋:悟饕池上飯包

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日本統治時代の1939年。台湾の東側の花蓮から台東の行き来は鉄道が主だった時代。

8時間の電車旅に欠かせないのが駅弁だった。

 

弁当屋の由来は、台湾の東海岸にある台東、池上地区で獲れる池上米を使った弁当である。

以前、本ブログでもご紹介した「蓬莱米」の子孫である。

※「蓬莱米」新嘗祭で天皇陛下へ献上するために台湾の気候に合わせて改良した日本米のこと

 

ゲットウの葉の包みにご飯と滷肉、沢庵漬け、焼いた干し肉、豚レバー、赤身肉と蛋餅、そしてえびせんと梅干しが入った素朴な弁当である。

 

同社の今年の売り上げは台湾元で約20億円(日本円で80億円)、台湾のみならず、シンガポールや、中国大陸へも店舗展開をしている台湾発の弁当グローバルチェーンの最大手である。

 

日本の最大手のHottoMottさんで、弁当部門の売り上げが、700億円ということであるので、日本と台湾の人口比でみると、この6倍の悟饕池上飯包さんは480億円の売り上げ相当ということになる。

 

弁当の特徴

 

・木箱にこだわりを持つ、冷めても旨い弁当、である。

 

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木箱の何がよいか?ということだが、「おかずの汁が弁当につかない」こと、があがる。

つまり、お米がべちゃべちゃせず、しっかりとお米を 噛んで食べられるということだ。

とても細やかな点であるが、この弁当を食べるたびに、その気配りが素晴らしいもの、と気づくのである。

 

おすすめ 

 

鳥の唐揚げ弁当

 

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台湾はとにかく、鳥肉が新鮮で旨い。カーネルおじさんが、台湾でビジネスとして苦戦するのも頷ける。

 

「外はカラッと、中はジューシー」。この鳥ももの唐揚げだけで、缶ビール2本くらいは軽くいけてしまう。このビッグサイズで80元(280円)なので、お財布にもとっても優しい。

 

食べる時は、是非クレイジーソルトを振りかけて欲しい。携帯用クレイジーソルトがあるので、バックに 忍ばせておくと、なにかと便利だ。30gととっても携帯 しやすいサイズだ。

 

 

悟饕池上飯包文化故事館

 

台湾における弁当の歴史を見れる博物館が台湾の台東にある。

台湾リピーターで、台北に少し飽きてしまった人には、オススメの場所である。

 

http://www.wu-tau.com/storys.php

 

まとめ

 

台湾の弁当は、種類が豊富で、何よりも上手くて安い。「安い、旨い、早い」の三拍子が揃っている。たまには台北を飛びたして、東海岸線を電車に乗りながら、弁当とビールでゆっくりする週末も必要だと思う。